担当職員が「多忙で…」 市役所食堂の賃貸契約を結ばず放置 静岡市

静岡市役所内の食堂について、市の職員が賃貸契約の手続きを放置し契約が結ばれていなかったことがわかりました。
静岡市によりますと、市役所3階にある食堂「茶木魚」の厨房を運営業者に貸し出した際、市の担当者が手続きを放置したため、2024年4月から25年3月まで賃貸契約が結ばれていない状態だったということです。
市によりますと、担当職員は業務が多忙であることを理由に手続きをしていなかったということです。2024年11月の定期監査で契約が結ばれていないことがわかり、事業者と協議した上で、1年分の契約を遡って結び、賃借料の支払いを受けたということです。
市は再発防止策として、「改めて業務の組織的管理を徹底する」としています。