幸福度41位からの脱却を 「幸福度日本一」目指す静岡県が「ウェルビーイング」導入

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 ウェルビーイングとは。幸福度41位からの脱却を目指して静岡県は幹部職員を対象に研修会を開きました。

静岡・鈴木康友知事:「ウェルビーイングは今、世界的に大変重要なキーワードになっている。国連でもポストSDGsはウェルビーイングと言われている」

 鈴木知事が連呼するウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的に全てが満たされた状態のことを指します。2024年、民間調査会社が実施した47都道府県の幸福度調査で静岡県は41位。鈴木知事は「幸福度日本一の静岡県」を目指していて、その実現のために県政運営に取り入れたのが「ウェルビーイング」です。

 15日、鈴木知事や部長・局長級の幹部職員を対象にウェルビーイングの理解を深める研修が行われました。講師は県のフェローを務め、街づくりの指針となる「地域幸福度指標」を作った南雲岳彦さんです。研修は冒頭以外非公開で、幹部職員らはこの指標とウェルビーイングをどう活用していけばいいかを考えていきました。県は5月末に課長級の職員を対象にした研修も行う予定です。