海岸の松林を松くい虫から守ろう 静岡・富士市でドローンを使った薬剤の散布が実施

静岡県富士市で海岸の松林を松くい虫から守ろうと、ドローンを使った薬剤の散布が行われました。
富士市の海岸沿いには10キロにわたって、およそ45万本のクロマツが並んでいます。
21日は田子の浦港近くの住宅から離れたエリアで、ドローンを使って松くい虫を駆除する薬剤が散布されました。
●富士市林政課 早崎大輔主幹:
「海岸の松には潮や風の被害を防ぐ役割を持っています。松くい虫被害の拡散を防ぐために今後も薬剤散布を続けていきたいと考えています」
ドローンを使った散布は1本1本の松により近づけ、全体に満遍なく薬剤を吹きかけられるということです。