日銀静岡支店 静岡県内の景気について「一部に弱めの動きもみられるが緩やかに回復している」と2カ月連続で判断を据え置き

 日本銀行静岡支店は5月の県内経済の動向について、2カ月連続で判断を据え置きました。トランプ関税による影響は今後の動向を注視する方針です。

 日銀静岡支店は5月の県内経済について、「一部に弱めの動きもみられるが緩やかに回復している」と2カ月連続で判断を据え置きました。

 いずれの項目も横ばいで推移していて、輸出はトランプ関税により駆け込み需要が見込まれますが、現時点で静岡県内に動きはなく、今後の動向を注視するということです。

 個人消費は家電販売額のみ3カ月ぶりに判断を引き上げました。賃上げによる所得の増加で高額な大型家電が売れやすくなったことなどが背景にあるとみられます。

日銀静岡支店 静岡県内の景気について「一部に弱めの動きもみられるが緩やかに回復している」と2カ月連続で判断を据え置き