似ている名前の収蔵品を示しうその報告も…収蔵品紛失で当時の博物館館長ら計6人に訓告や口頭注意 浜松市

 浜松市博物館で収蔵品が紛失した問題で、市は当時の館長や職員合わせて6人を訓告や口頭注意の処分にしました。

画像: 浜松市博物館

浜松市博物館

 浜松市博物館ではおととし7月、絵図など6点合わせておよそ370万円相当の紛失が判明しました。浜松市は3日付で当時の館長2人と職員2人を訓告の処分にしました。この職員2人は物品検査で紛失した「浜松城二の丸絵図」について名前が似ている「浜松二之丸図」の箱を示して、うその報告をしたということです。このとき箱の中身を十分に確認しなかった調達課の職員2人も口頭注意の処分にしました。博物館では今も書簡など2点が紛失したままです。