「私は議員に向いてないと判断した」石原孝之市議が辞職願を提出 静岡・焼津市議会

人気格闘技イベントのオーディションに出場するなどして焼津市議会から処分を受けた石原孝之市議が、辞職願を提出したことを明らかにしました。
静岡県焼津市議会の石原市議は、議員バッジをつけて人気格闘技イベントのオーディションに出場したなどとして、政治倫理規定違反で市議会から厳重注意を受けました。
また焼津市長への不適切な発言で、出席停止1日の処分を受けています。
石原市議は6月2日自身のSNSで「私は議員に向いてないと判断した。議員辞職は葛藤の末の決断」などと投稿。辞職願を提出したことを明らかにしました。
これを受け焼津市議会は17日の6月定例会本会議で諮る予定です。
過半数の承認を得た場合、即日辞職の手続きが進められるということです。
また石原市議は4月議会から受けた出席停止の処分について、鈴木知事に対し取り消しを求める審決を申請しました。
静岡県は申請を受理し、今後自治紛争処理委員による審査を行うということです。