静岡県民は幸せ? 県民幸福度調査で幸福実感が全国平均を上回る 18歳以上の県民2000人余りにアンケート調査
静岡県が初めて実施した県民幸福度調査で、全国と比べて幸福実感が高いことが分かりました。
静岡県は次期総合計画の新たな考え方として「ウェルビーイング」の視点を取り入れた県政運営を進めるとしていて、今回初めて調査を実施。
県民の幸福実感の現状を分析し、政策を充実させるため実施したものです。
静岡県は1月、18歳以上の県民2000人あまりに幸福実感の現状についてアンケート調査を実施。
0から10までの11段階で回答を求めました。
その結果、「どの程度幸せか」という問いに対し、静岡県民の平均値は6.74で全国平均の6.49を上回りました。
年代別では、30代と40代で低くなっていて、地域別の幸福度にはばらつきがみられました。
分野別でみると「自然景観」「自然の恵み」「健康状態」などで全国平均値を0.2以上高くなった一方、「移動・交通」「遊び・娯楽」「多様性と寛容性」などでは1.15以上低くなりました。
静岡県は幸福度日本一の実現に向け、各部局での事業立案など政策形成を進め、2026年度ウェルビーイングの要素を盛り込んだ事業を開始する方針です。
