『学歴詐称疑惑』田久保市長追及の百条委…〝卒業証書〟提出期限の18日に2回目の会合　委員「提出しない正当な理由は見当たらない」　静岡・伊東市　

　静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を追及している市議会の百条委員会は、１８日午後４時半に２回目の会合を開くことを決めました。

　田久保市長は大学除籍にも関わらず、市の広報誌などに「卒業」と誤った経歴を載せていて、市議会は強い調査権限を持つ百条委員会を設置し、経緯などを調べています。百条委は１８日午後４時までに、議長らにチラ見せしたとされる卒業証書の提出を、田久保市長に求めていて、２回目の会合は期限直後に開かれます。

伊東市議会　青木敬博副議長；「書類が正式に出てくるでしょうから、それを見て答えたいと思います。委員のみんなにも情報を開示して、どういう判断になるか仰ぎたいと思います」

百条委員　杉本一彦市議：「どう考えても市長が証拠書類を出さないことに正当な理由が見当たらない。どんな理由をつけてこようが、しっかり確認させていただきたい」

　提出に応じない場合、田久保市長は正当な理由がなければ、６か月以下の拘禁刑または１０万円以下の罰金になる可能性があります。

　卒業証書の提出について、田久保市長は。

伊東市　田久保真紀市長：「決めかねているということではなくて、提出期限として向こうが予定している期限がございますので、そこでしっかりと対応しましたら、事実関係に基づいて自分の方で報告したい、そのように考えております」