南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されて1年 静岡県の地震防災センターで企画展が開かれる
南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されて1年が経ちました。県民により理解を深めてもらおうと、静岡県の地震防災センターで企画展が開かれています。
2024年8月に発生した、日向灘を震源とする地震では、政府が初めて南海トラフ地震臨時情報を発表しました。
また、7月30日はカムチャツカ半島付近の地震で県内に津波警報が発表され、下田港などで数十センチの津波が観測されました。
静岡市にある県の地震防災センターでは南海トラフ地震臨時情報の発表から1年が経ち、県民により理解を深めてもらおうと、発表の流れや取るべき対応などをまとめたパネルの展示を開始。発表された当時の公共交通機関の状況や各自治体の対応、平時に備えるべきことなどを確認することができます。
また、クイズも用意され子どもも楽しく学ぶことができます。
●県地震防災センター 久保勇稀主事:
「発表された際は避難できる体制の維持など、発表の内容に応じた対応を取ってほしいということを一番伝えたい」
企画展は31日までです。
