無免許運転の中山真珠県議が診断書提出「9月末までの休養を要する」 自民「まずは本人から説明を」 静岡県議会
中山真珠静岡県議:「心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした(頭を下げる)」
運転免許が失効していながら車を運転をしていた清水区選出の中山真珠県議は、会見で謝罪しました。
この問題では所属していたふじのくに県民クラブが中山県議を除名処分に。最大会派の自民改革会議と公明党県議団は、辞職勧告決議案を提出する方針を示しています。
21日午前、ふじのくに県民クラブは問題発覚後、初めて対面で総会を開きました。
ふじのくに県民クラブ 田口章会長:「きょうは情報の共有とこれからのことについて話した」
Q.今後については?
A.「まだ会派の総会の中では、そこまでの話になっていない
が、ご本人の回復を祈って、本当は早いタイミングで会話ができればそれに越したことはないなという状況で、今はとどまっている」
その後、昼すぎから開かれた議長や各会派の代表による代表者会議。県議会の中沢公彦議長が、各会派の代表に対し、面談が体調不良を理由に2度キャンセルされ、いまだ実施できていない状況を報告したといいます。
中沢公彦県議会議長:「本人の進退については、別に(本人の意思と)関係ないと思っている。議会が、犯した罪に対してどのような処分・判断を下すか考えるのがいいと思っている」
中沢議長によると、中山県議から、体調不良で9月末までの休養を要するという趣旨の診断書が出ているということです。
最大会派・自民改革会議は…。
自民改革会議 増田享大代表:「まず本人からの議会に対する説明は私たちは求めたい。そういうのがあってからというのが本筋だと思う。そういった意味で、状況を見守りたい」
引き続き、状況を見守る姿勢を示し、当初、8月下旬にも中山県議に対する辞職勧告決議案を諮る方針でしたが、9月定例会への先延ばしが現実的となっています。