浜岡原発のトイレの掲示物に焦げ跡 放射性物質は漏えいせず 中部電力は原因調査 静岡・御前崎市
浜岡原子力発電所のトイレの掲示物に焦げ跡が見つかりました。けが人はおらず、中部電力は原因を調べています。
中部電力によりますと、7日午後1時半ごろ、廃炉に向けた解体作業が進む浜岡原発1・2号機の作業員休憩室のトイレで、掲示物が焦げているのが見つかりました。焼けていたのは、共用スペースの掲示板に貼られていたA4サイズの注意喚起のチラシとその周り縦およそ40センチ、横2~3センチの範囲で、清掃作業中の社員が発見しました。火災報知器は作動しなかったということです。けが人はいませんでした。
また、トイレは放射線管理区域外にあり、放射性物質の漏えいや発電所の設備への影響はなかったということです。現場のトイレは関係者以外の出入りがなかったとみられ、中部電力は消防に通報し、原因を調べています。
