会見は市の広報? 田久保市長「発表案件」以外の質疑を拒否 説明責任果たさず市役所内からも疑問の声 静岡・伊東市
田久保真紀市長の『学歴詐称疑惑』で揺れる静岡県伊東市で29日、月に1回の定例の市長会見が開かれましたが、田久保市長は市の発表以外、質疑に応じませんでした。
午前11時からの会見で田久保市長は、夏の観光客数など市からの3件の発表に関しては、記者からの質問に応じたものの、自身の『学歴詐称疑惑』に関する質問については受け付けませんでした。
田久保市長は「発表案件以外は受け付けない」としていたことから、会見前日の28日、市の幹部職員が田久保市長を説得。しかし、田久保市長は「一切今後、議題以外は答えない」と応じず、職員も「市長の立場として対応してほしい」と頭を抱えています。
会見の場でも、記者クラブの代表が要請書を提出して「市民に対する説明責任を果たすことを放棄している」と田久保市長に詰め寄りました。田久保市長は会見の最後に「要請は真摯に受け止めます」としながらも、「事実と違う報道があった」「まだ議会に提案すらされてない不信任決議についても報道が走っている」という趣旨の話をして、態度を変えませんでした。記者側から「自身の学歴詐称については説明しないんですか」という声も上がりましたが、田久保市長はそのまま退席しました。市民の知る権利に応えるはずの記者会見が、市の発表だけを知らされる『市の広報』のようになり、伊東市の混乱はまだまだ続きそうです。
