気象庁は静岡県を襲った突風は竜巻と発表 中部電力は突風による停電は7日中に復旧見込みと公表

静岡地方気象台はおととい牧之原市で発生した突風は竜巻と認められると発表しました。中部電力は、停電は一部地域を除き7日中に復旧見込みとしています。
被害が大きかった牧之原市細江地区では、被災した住民に加え親せきやボランティアらが片づけに追われました。
市などの対策は取られていますが細かな部分が分からず困惑の声も聞かれました。
「災害ゴミは分別していいのか、そのまま袋に入れていいのか市からアナウンスがないため分からない」
「スマホの充電場所を開放しているが足りない。1時間待ち」
中部電力によりますと、牧之原市内の停電は午後5時半現在で8390戸で、一部地域を除き午後11時をめどに復旧を目指すということです。
一方、静岡県の鈴木康友知事が午後、吉田町、牧之原市の突風による被災地を相次いで視察しました。
牧之原市 杉本喜久雄市長
「「被災者の皆さん相当疲れている。自衛隊に要請して「炊き出し」「入浴」のサービス受けられるとありがたい」
視察を終えた知事は。
静岡県 鈴木康友知事
「県にも自衛隊のOBの職員が災害担当としているので、これから調整して然るべき措置を取っていきたい」
牧之原市の7日の発表では損壊した住宅や倉庫などの建物は合わせて1157棟に増えています。
