【竜巻】農業用ハウスの被害調査始まる…5000万円被害のイチゴ農家「見たときは何も言葉が出なかった」 静岡・牧之原市

YouTube Video 【竜巻】農業用ハウスの被害調査始まる…5000万円被害のイチゴ農家「見たときは何も言葉が出なかった」 静岡・牧之原市
動画を再生

 竜巻の発生から10日以上経った静岡県牧之原市で、農業用ハウスの被害調査が始まりました。

進士陸斗記者:「県と牧之原市の職員が、農業用ハウスの被害状況を生産者の話を聞くなどして調査しています」

 静岡県や牧之原市の職員ら16人が調査に入り、写真を撮ったり農家から話を聞いたりして被害状況を調べていました。被害が一段と大きかったイチゴ農家の男性に話を聞きました。

男性:「まず見たときは何も言葉が出ないというのが正直なところで、現実として受け入れられなかった」

 被害額はイチゴの売り上げや建物への被害を合わせておよそ5000万円。男性のハウスでは9月下旬からイチゴの苗を植え始める予定だったといい、作業がスタートするタイミングでの被害でした。

男性:「この調査で、どれだけの被害が出ているかしっかり調査して、国に情報を上げてほしい。ゼロになってしまったが、今まで15年かけてやってきたことと同じように、コツコツ1から積み上げていって、地元から信頼されるイチゴ農家になりたい」

 被害調査は17日から20日まで行われ、被害を受けたおよそ100軒のハウスを調査するということです。