「悲鳴を上げるほど難しかった」児童が鎌を使って稲刈り体験 厳しい暑さの中「米作り」の集大成 静岡・裾野市

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 静岡県内はきょう17日も気温が上がり、川根本町や浜松市天竜などで猛暑日となりました。そんな中、裾野市では小学生が稲刈り体験をしています

 県内には暖かい空気が流れ込み、9月も後半だというのに季節外れの暑さとなりました。日中の最高気温は川根本町で35.5℃、浜松市天竜で35.2℃などと猛暑日になりました。

 こうした暑さの中、裾野市では富岡第二小学校の5年生が稲刈りを体験しました。総合的な学習の時間で、5月に田植えを体験した子どもたちにとって、今回は米作りの集大成です。地元の農家に協力してもらい、鎌を使った昔ながらの刈り方で収穫作業を行いました。

 厳しい暑さの中での体験となりましたが、子どもたちは片手で稲をつかんでは、慣れない鎌で一生懸命に刈っていきました。

男子:「初めて稲刈りをして悲鳴を上げるほど難しくて」

女子:「最初は不安だったけど案外楽しくて」

女子:「今は機械で刈るのが進んでいて、手でやることがないんですけど、自分たちの力でやってみて、昔の人の気持ちと今と違う所が分かってすごく貴重な体験だった」

 きょう収穫したお米は精米して、学校行事などで保護者にふるまわれ、ワラは正月飾りに使うということです。

 県内のこの暑さはあす18日まで続きそうです。

「悲鳴を上げるほど難しかった」児童が鎌を使って稲刈り体験 厳しい暑さの中「米作り」の集大成 静岡・裾野市