田久保真紀市長について前議長らが提出した告発状を警察が受理 田久保市長に対する告発状の受理は4件目 静岡県警

静岡県伊東市の田久保真紀市長について、前議長らが提出した告発状が警察に受理されたことが分かりました。

 田久保市長は誤った学歴を市の広報誌に記載させたことが問題視され、6月に当時の市議会の議長と副議長に卒業証書と説明するものを見せていました。

 その後、田久保市長は市長の学歴について調査する市議会の百条委員会に出頭し、卒業証書を「19.2秒見せた」などと主張しましたが、委員会はこれを虚偽と認定していました。

 当時の議長と副議長は大学の卒業証書を偽造し、見せられたとして警察に提出していた告発状が19日、受理されたことが分かりました。

 告発状では、「正規の証書とレイアウトが異なり、学部名や学長名、印影などの構成要素が不一致」と指摘されています。

 警察はこれまで、田久保市長に対する公職選挙法違反や、百条委員会で虚偽の発言をしたなど、地方自治法違反を指摘する告発状を受理しています。

 今回で田久保市長に対する告発状の受理は4件目です。

田久保市長
田久保市長