送信ミスでメルアド流出…BCCでなく誤ってToで送信 3時間後にメール受け取った人が指摘 静岡県
静岡県は19日、県が委託する講座の応募者12人のメールアドレスが、委託事業者の送信ミスにより流出したと発表しました。
県によりますと、「多様な働き方スキルアップ講座」の運営業務を行う委託事業者の担当者が9月17日午前9時45分、講座の応募者のうち落選した12人に落選の通知メールを送りました。この時、本来メールアドレスが表示されない「BCC」の欄にアドレスを入力するべきところを、誤って全員のアドレスが表示される「To」の欄に入力してしまったということです。
送信から約3時間後、メールを受け取った応募者から連絡があり、発覚しました。メールの内容には、住所や名前などの個人情報は含まれていないということです。
県は12人全員にメールと電話で謝罪した上で、メールの削除を依頼しました。県の聞き取りによりますと、担当者は当時1人で作業をしていたということで、「委託事業者にダブルチェックを徹底するよう指導し、再発防止に努める」としています。
