2期連続赤字の駿河湾フェリー 「存続するかどうか検討する時期に入っている」静岡市 難波喬司市長

2期連続の赤字が続く駿河湾フェリーについて、静岡市の難波市長は会見で、「存続するかどうか検討する時期に入っている」との考えを示しました。
静岡市 難波喬司市長
「伊豆あるいは県全体の観光への経済の活性化効果と、そこの赤字のところを見比べてどうするかという判断をやるべき時期だと思います」
静岡市の難波市長は19日の定例会見でこのように述べ、「市としてもフェリーを運航することによる経済効果を判断する」との考えを示しました。
駿河湾フェリーを巡っては、静岡県が人件費や燃料費などの補助のため3億円あまりを盛り込んだ補正予算案を、開会中の9月定例会に提出していて、鈴木知事も2026年の秋をめどに運航実績や経営状況を検証したいとしています。