駿河湾フェリー2024年度決算は車両を載せる設備の故障などの影響で4400万円の赤字 赤字は2期連続

2024年度の駿河湾フェリーの決算は設備の故障などの影響で4400万円あまりの赤字となりました。
一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーによりますと、2024年度の運賃収入と静岡県や自治体の負担金などを合わせた収益は5億7600万円余りでした。
対する費用は6億2100万円余りで収支は4426万円の赤字となりました。
赤字となるのは2期連続です。
車両を船に載せる設備の故障で、輸送人員がおよそ1万2000人減ったことが、運賃収入などに影響したということです。
ふじさん駿河湾フェリーは、「9月中旬には車両の乗り入れを再開できる見込みで、今後はJR清水駅前へのターミナル移転を契機に利用拡大策の充実を図る」としています。