駿河湾フェリーに新たな乗り場が 河岸の市もリニューアルオープン 変わる清水港に期待の声

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清水の台所、河岸の市があすリニューアルオープンします。それに先駆け、隣には駿河湾フェリーの新たな乗り場が。変わる港町・清水。地元から聞こえてきた期待の声とは。

古賀りなアナウンサー:
「静岡市清水区の駿河湾フェリー乗り場すぐ近くに来ています。こちらには、金色に塗られたフェリーがどーんと存在感を示しています。そして、きょうからターミナルがリニューアルしたということで、今はこのようにセレモニーが行われています」

 清水港と伊豆の土肥港を1時間半で結ぶ、駿河湾フェリー。

 これまでの発着地は“日の出埠頭”でしたが、今回のリニューアルで位置を変更。

 ペデストリアンデッキを渡ってJR清水駅から直結となりました。

駿河湾フェリー担当者
「旅行の形態も変わってきていて、個人客の割合が増えてきた。そうなると公共交通機関のアクセスが大事になってくる。」

 船内も一部がリニューアル。

 富士山が見える“撮影スポット”も設けられました。

「河岸の市」の「いちば館」も

 今回リニューアルしたのは、フェリー乗り場だけではありません。

古賀りなアナウンサー:
「人気観光施設、河岸の市の「いちば館」です。この河岸の市を中心にフェリーターミナルや駅がつながっています。今は、オープンに向け着々と最終準備が進められています」

 静岡の新鮮な海の幸を楽しめる、「河岸の市」。

 年間およそ80万人が訪れ、“清水の顔”とも言える人気スポットです。

 河岸の市は、魚介類や海産物を販売する「いちば館」と、飲食店が軒を連ねる「マグロ館」があり、老朽化などの問題から、今回「いちば館」がリニューアルオープンすることに。

河岸の市 原田高幸事務長:
「今は引っ越し作業、あしたのオープンに向けて各店が準備中です」

 フェリーターミナルに併設され、JR清水駅にも直結。

 アクセスが一層向上し、これまで以上に多くの集客が期待できます。

河岸の市 原田高幸事務長
「売り場が広くなったことと、通路が約1.5倍広くなったので、余裕を持ってお買い物していただける」

 一方、かつての「いちば館」の跡地には新たな駐車場を整備予定。

 混雑する週末、車での来場にも対応したい考えです。

「河岸の市」
「河岸の市」

売り場では準備が

 オープンをあすに控え、売り場では急ピッチで準備が…。

古賀りなアナウンサー:
「わー立派♪すごい」

テナントスタッフ:
「これ、ミナミマグロっすね。解体して、その場でブロック売りする形。これをオープン記念のセールで売ります」
 
河岸の市 原田高幸事務長:
「これから土肥を結んでフェリーが運行されるので、乗船客も河岸の市に寄ってもらえれば相乗効果でにぎわいが生まれるので期待している」

「いちば館」
「いちば館」