「お前は馬鹿か」…20代の部下にパワハラか 50代係長を減給処分 部下はうつ病と診断4カ月前から休職中 静岡・河津町

静岡県河津町は、部下の職員にパワハラをしたとして50代の男性職員を減給の懲戒処分としました。
減給10分の1、2カ月の処分を受けたのは、河津町役場で勤務する50代の男性係長です。町によりますと男性は、今年4月の人事異動後およそ1カ月半にわたり、同じ課で働く20代の男性職員に対し、複数回「お前は馬鹿か」などと罵倒するなどしました。部下の男性は、うつ病と診断され、5月中旬から休職しています。
町は、男性の行為を重大なハラスメント行為と認定し、今後、男性に対し個別でハラスメント研修を実施する予定です。また男性は過去にも1度、別の同僚職員に暴力を振るうなどのパワハラ行為で処分を受けていました。
岸重宏町長は、「今後このようなことがないよう、全職員に指導していく」とコメントしています。