県営野球場の基本計画策定を待ちつつも陸上競技場に特化した四ツ池公園の改修案を公表 浜松市
浜松市四ツ池公園の老朽化した運動施設を巡り、市は陸上競技場に特化した再整備案を示しました。中野祐介市長は全体の構想は新たな県営球場の方針を踏まえて議論していくと、含みを持たせました。
浜松市の四ツ池公園には浜松球場と陸上競技場が併設されていますが、建設から40年以上が経ち、老朽化が進んでいます。
浜松市によりますと、今の敷地面積では両施設を改修し、併設することは難しいため、市は浜松球場の機能を静岡県が建設予定の新野球場に移設することを視野に議論してきました。
ただ、県からは県営球場の基本計画が示されておらず、長期間に渡り議論が止まっているため、浜松市は4日陸上競技場に特化した施設の改修案を公表しました。
中野祐介市長:
「最終的には県の県営野球場の方針を示していただかないと、全体の議論できない。最終的には四ツ池公園運動施設整備構想という形でこれからまとめていきたい」