ラブライブ!サンシャイン!!の聖地「沼津バーガー」運営会社が自己破産を申請 静岡・沼津市

 人気アニメ・ラブライブ!サンシャイン!!の聖地として親しまれる「沼津バーガー」などを経営するフーディアム・インターナショナル(本社・静岡県沼津市)が自己破産を申請しました。

 帝国データバンクによりますと、静岡県や東京都などで複数の飲食店を経営するフーディアム・ジャパンは6日、東京地裁に自己破産を申請しました。負債総額は、2024年3月期末時点で約14億7400万円です。

 フーディアム・ジャパンは1987年に創業。焼き鳥居酒屋「串特急」などを運営、ピーク時にはフランチャイズを含め総店舗数は71店舗に上り、2002年7月期の売上高は約38億1000万円を計上していました。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業績が低迷、コロナ収束後は持ち直したものの、食材や水道光熱費、人件費が高騰したことから、今回の措置に至ったということです。

 フーディアム・ジャパンが経営する沼津市の「沼津バーガー」は6日、Xで「突然ですが、本日、閉店いたしました。沼津バーガーを好きになってくださり、ありがとうございました」と投稿。

 人気アニメ・ラブライブ!サンシャイン!!の聖地として親しまれた店舗は予期せぬ形で、およそ13年7カ月の歴史に幕を下ろしました。