危機的な財政状況にある静岡県下田市が市民と意見交換会

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危機的な財政状況にある静岡県下田市は市民と意見交換会を開きました。市民からは余分な費用の拠出を抑えてほしいなどの意見が出されました。

 災害などの不測の事態や財源不足に備えて蓄えておく積み立て金=財政調整基金が3年後には底をつく可能性がある下田市。

 1日行われた市民との意見交換会で、市は新規事業は緊急性のあるものに絞る。

 地域活性化に向けて地域おこし協力隊を導入するなどの改革案を示しました。

 これに対して市民からは。

市民
「コーディネーターとか、コンサルとかこういった人の意見を聞いて、それに対して費用を出すというよりも、すでに成功しているような自治体が世の中に沢山あるので、そういうところを調査して、下田市でこれならできそうだなというようなことから突っ込んで行けば余分な費用の拠出がなくなる」

 厳しい財政状況を受け、松木正一郎市長は先週の定例会見で市役所の開庁時間を短縮して職員の人件費を減らす考えを示しています。

 市では、意見交換会での市民の声を踏まえ改革に向けた実行計画を策定する予定です。