ランドローバー静岡のショールームが静岡IC近くに移転、リニューアル 高級感と開放感が同居する空間
ランドローバー静岡が11月8日に、移転、リニューアルオープンする。グランドオープンを翌日に控えた7日、関係者を招いたオープニングセレモニーが開かれた。
車にそれほど詳しくない記者でも名前を知っているブランドが並ぶ。「RANGE ROVER」「DEFENDER」…。価格に目が眩みそうになるが、単純に見た目がかっこいい。少し丸みのある〝表情〟は同時にかわいらしくもある。カメラのファインダーをのぞきながら、そんなことを思った。
ランドローバー静岡の新ショールームが静岡市駿河区中島の東名高速静岡ICを出てすぐの幹線道路沿いに完成した。全面ガラス張りを思わせる外観。整然と並ぶ「RANGE ROVER」に「DEFENDER」、そして「DISCOVERY」。ロードサイドでその存在感はとにかく目を引く。
同区下川原の旧ショールームは、販売台数の増加などで手狭になったことから今回の移転、リニューアルになったという。新ショールームの敷地はこれまでの1.6倍。足を踏み入れるとまず驚くのがその開放感。約5.5mの高い天井、白を基調とした壁や床。床材はイタリア製の大理石というのだから、そのラグジュアリーさも格別だ。この空間にいるだけで少し姿勢もよくなった気がする。
オープニングセレモニーで登壇した同社の池田等代表取締役は、関係者に謝意を示しつつ「信頼され愛されるディーラを目指して精進したい」とあいさつした。その後、テープカットでオープンを祝った。
ブランドの成長につなげたい―マグナス ハリソン社長に聞く―
ジャガー・ランドローバージャパンのマグナス・ハンソン社長にも話を聞いた。
―静岡のマーケットはジャガー・ランドローバージャパン社にとってどういう位置づけか。
とても重要なマーケットだと考えている。静岡ではすでに長い歴史がある。静岡は非常にバランスのとれたマーケットだと思っている。新しいトレンドや歴史、文化など含めてここで成功することが重要だ。
―ランドローバー静岡の将来のビジョンを教えてください。
静岡では長い歴史があるが、今、ご愛顧いただいているお客様には新しい体験を提供できるようにしたいし、新たな顧客獲得につなげてブランドの成長をはかっていきたい。
