田久保真紀市長の失職が確実に状況になり29日最後の対外公務に 一方、市議会議員には脅迫状が… 静岡・伊東市
静岡県伊東市の田久保真紀市長に対する不信任決議案が31日提出されることが決まり、この日に失職することが確実となりました。
Qきょうにも議会で二度目の不信任決議案提出が決まりそうだが。
伊東市 田久保真紀市長
「・・・・・」
Q:粛々と対応しますか?
「そうですね」
31日の失職が確実となりました。
29日午前伊東市議会で開かれたのは、議会運営などを話し合う代表者会議。
その中で田久保市長に対する不信任決議案を31日の臨時会に提出する方針を決めました。
市議のほとんどが不信任決議案に賛成の立場で、田久保市長は31日失職することが確実となりました。
伊東市議会 杉本一彦市議
「ここまで自ら辞職をするということを選択しなかった市長には憤りを感じます。いよいよ10月31日に結論が出るということで、そのあたりはほっとしています」
こうした中、民主主義を脅かす事態が…。
脅迫文
「死ね。くたばれ。」
これは少なくとも15人の市議に届いた脅迫文。
筆跡はどれも似ていて、25日から26日に静岡市、袋井市、浜松市などで投函されました。
大竹圭市議
「考えられるのは31日の臨時会で二度目の不信任決議案を妨害するような動きだとは思うが、早くこういったことも含めて伊東市政を正常化しなければいけないと思う」
青木敬博市議
「脅迫ではなく言論でしっかり反論してほしいなと思います。警察に被害届を出そうかなと思っています」
そうした中、田久保市長は母校である市立北中学校の再編方針を策定する会議に参加。
伊東市 田久保真紀市長
「これからも伊東市を担う子どもたちの教育環境を整え、輝く伊東の未来をつくるため、市としても全面的に支援をしてまいりたい。そのように考えております」
ですが、事実上最後の対外公務となりそうです。
Q対外的な公務としては最後になるかと思います。その感想は?
伊東市 田久保真紀市長
「はい、そのあたりはですね。しっかりと最終日まで変わることなく公務を続けたいと、そのように思っております。以上でございます」
