スルガ銀行中間決算で二期連続の増益 旧経営陣への賠償判決には「感謝している」
スルガ銀行は13日に発表した中間決算で、経常利益・中間純利益とも2期連続の増益としました。
スルガ銀行が発表した中間決算によりますと、ローンビジネスが順調に推移したことなどにより、単体の経常利益は前年同期比で34億円増え163億円、中間純利益は46億円増の156億円と単体・連結とも2期連続の増益としました。
好調な業績を踏まえ、通期の業績予想も上方修正し、株主還元として2026年3月期の年間配当予想も7円増の44円とするということです。
中間決算の会見はオンラインで行われ、質疑では10月31日に静岡地裁が出したシェアハウスへの不正融資で損失を招いたとして、旧経営陣におよそ13億円の支払いを命じた判決について、加藤社長がコメントを求められる場面もありました。
スルガ銀行 加藤広亮社長
「旧経営陣に対する責任の明確化というのが一定程度なされたということについては、感謝をしておると。ただ当然改めて判決文を読みまして、当時の経営に対して、もう一度反省し、二度とあのような経営は繰り返さないという思いを強くしたということでございます」
