「コシヒカリ発言」の静岡・川勝知事の不信任案を審議する臨時議会は24日 連合静岡は「会派で意思統一して」 静岡

 静岡県の川勝平太知事が、御殿場市を揶揄(やゆ)するような発言をした問題に関連し、24日に臨時の県議会が開かれることになりました。最大会派の自民改革会議は、この臨時議会で不信任案を提出します。

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「コシヒカリ発言」の静岡・川勝知事の不信任案を審議する臨時議会は24日 連合静岡は「会派で意思統一して」 静岡

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 川勝知事の「コシヒカリ発言」をめぐっては、御殿場市民から知事の辞職を求める請願が提出され、自民・公明の県議団はこれを審議するための臨時議会の召集を求めていました。

17日、臨時議会が24日に開かれることが正式に決まり、県議会最大会派の自民改革会議は、この臨時議会で不信任案を提出することを決めました。

 不信任案の提出は、県議会では48年ぶり。成立には県議会の4分の3以上の賛成が必要で、過半数を占める自民改革会議の40人がまとまったとしても、可決のハードルとなる51人には達しません。焦点となっているのが、
17の議席を持つ知事に近いふじのくに県民クラブの対応です。

 立憲民主党と国民民主党の最大の支援組織で、ふじのくに県民クラブにも
大きな影響を与える連合静岡では17日朝、一連の問題について協議が行われました。

連合静岡 中西清文会長:「連合静岡として明確にどういう対応をしなさいとは、基本的に推薦議員に対して伝えていない。うちの推薦議員はふじのくに県民クラブに所属しているので、会派としての意思統一を諮っていると思うので、会派の意思統一については尊重し、しっかり守ってもらいたい」

山崎真之輔参院議員は謝罪も…

 また、この人の姿も…。

 連合静岡を訪れた山崎真之輔参院議員は、女性問題について連合幹部らに謝罪し、次の選挙を見据えて引き続き支援を求めました。

山崎真之輔氏:「当然私の不徳の致すところなので叱責をいただいた。今回のことを含めて、短い期間だが仕事をするしかないと誓い、その上で信頼回復をし、次なる戦いにもチャンスいただきたいという旨は発言した」

連合静岡 中西清文会長:「推薦については維持をする。ただし来年の通常選挙において、推薦議員だから自動で推薦するということではない。これまでの行動を含めて総合的に判断する」