免許証「更新」促す担当者が更新忘れる…職員2人が失効した免許証で車を運転 静岡市が発表
静岡市は25日、職員2人が運転免許証の更新手続きを怠り、失効したまま公務などで車を運転していたと発表しました。
運転免許証が失効したまま車を運転していたのは、清水区の小学校の事務職員と上下水道局経営管理部お客様サービス課の職員です。
小学校の事務職員は「免許証更新を促す」担当
静岡市によりますと、市立の各学校では、年度当初に全教職員に運転免許証の写しを提出させ、「運転免許証有効期限記録表」を作成し、有効期限を迎える前月には該当する職員に更新を促しています。小学校の事務職員は、他職員へ更新の促しを行う際に、自らの免許証の失効に気づいたということです。この職員は2025年10月21日に運転免許が失効していて、22日~27日の間、通勤と公務で10回車を運転していました。
上下水道局職員は全職員対象の調査で発覚
上下水道局経営管理部お客様サービス課の職員はこの事案を受けて行われた全職員を対象とした調査で失効が判明。この職員の運転免許は2025年10月27日で失効していて、11月6日に公用車を1回、私用でも自家用車を運転していました。
職員2人はすでに運転免許証の再交付を受けているということです。
静岡市は「▼市立学校では、運転免許証有効期限記録表の作成や更新の促しを複数名で行う▼お客様サービス課では、公用車の運転前には、同乗する全ての職員の運転免許証の確認を行う」など再発防止に努めるとしています。
