文化財の3Dデータを計測して公開する取り組み 1日は静岡市清水区霊山寺の金剛力士像2体を計測 静岡県
静岡市の寺に安置されている金剛力士像を3Dデータ化するための計測が行われました。
進士陸斗記者
「県の指定文化財である霊山寺の金剛力士像。360度様々な角度から写真が撮られ3Dデータ化されようとしています」
貴重な文化財を様々な角度から観察してもらいたいと、静岡県は文化財の3Dデータを計測して公開する取り組みを進めています。
1日計測されたのは静岡市清水区霊山寺の金剛力士像2体です。
3Dデータは1000枚以上の写真を元に生成され、劣化ではがれた部分など細部までデータ化されるということです。
静岡県スポーツ・文化部文化財課 田村隆太郎班長
「さらに観光面での活用や学習機会でも使えるような活用面を広げていきたい」
計測された金剛力士像の3Dデータは2026年2月ごろ公開される予定です。
