中国の「日本渡航自粛」呼びかけ…静岡県内で影響は? 外務省幹部「長期化も覚悟」
中国外務省が中国人に日本への渡航自粛を呼び掛けた影響は、静岡県内で出ているのでしょうか。
ホテルは
グランヒルズ静岡 田井中章支配人:「少しだけキャンセル率が高まった。5%ほど高まったというところは、この(11月)15日から20日のところの間では反応が見られている」
中国人をはじめ、外国人観光客にも人気のこちらのホテル。現状で大きな影響は出ていないといいますが、事態の長期化を警戒しているといいます。その理由は。
グランヒルズ静岡 田井中章支配人:「春節は中国の方が皆さん動くところであるので、その予約が済むまで、予約をし始めるぐらいまでには収まるとありがたい」
例年、12月から入り始めるという中国の大型連休「春節」期間中の予約。ホテル利用客の2割ほどが中国人のため今後の動きを注視していきたいとしています。
静岡空港
上海線が週4便、青島線が週1便運航している富士山静岡空港。先日も三連休を使い、中国へ向かう人が列を作りました。土産物店では…
しずおかマルシェ富士山静岡空港店 中原愛理店長:「少し心配な面もあるが、現時点では特に影響はない」
12月に入り、静岡~上海便が一部運休しました。政治の世界で緊迫する日中関係。ある外務省幹部は、日中関係の改善まで「年単位になるのではないか」と話すなど、長期戦を覚悟する声も聞こえてきています。
