保育環境の改善へ 施設に対して静岡県単独で行っている1歳児一人当たりの補助基準額を引き上げる方針示す 静岡県・鈴木康友知事
鈴木知事は4日の県議会で静岡県単独で行う保育環境の改善ための予算を引き上げる方針を示しました。実現すれば2015年度以来のこととなります。
鈴木康友知事
「保育士を確保するためには、保育士の処遇改善も不可欠であるため、近年の人件費上昇に見合うよう助成単価を引き上げて参ります」
これは4日の静岡県議会で自民改革会議の加畑毅県議の質問に答えたものです。
鈴木知事は国の保育士の待遇改善の動きをふまえ、施設に対して県単独で行っている1歳児一人当たりの補助基準額を引き上げる方針を示しました。
静岡県こども未来課によりますと、現在の補助額は1人2万1000円で、引き上げられれば1人当たり300円上がった2015年度以来になるということです。
4日はこの他、がんセンターの関連で異例の修正があった2024年度の決算の採決も行われ、全員一致で認定されました。

