【中継】落選後取材に応じず姿を見せない前市長の田久保氏は… 田久保劇場とは何だったのか
石田和外アナウンサー
「ここからは田久保前市長を担当しているの板垣記者に聞きます。報道陣への取材対応をしないという選挙戦では異例の対応でしたが・・・」
板垣亮記者
「最初は「取材に対応する意向」を示していた。。伊東記者クラブの幹事者として自分が陣営とやり取りをしていた。関係者を通じて1時間交渉したが本人は出てこなかった。田久保さんはSNSで「自宅周辺にマスコミが押し寄せたため取りやめざるをえなかった」と主張していますが、取材を受ける意向を示されていたので待機していた」
石田和外アナウンサー
「市長選という形では節目となりましたが、一連の学歴詐称問題はまだ不明な部分が数多くあります。田久保さんはそのあたりについて取材に対してどう話している?
板垣亮記者
「選挙戦では学歴詐称問題については終わった認識である姿勢を示している。ただ、議長らに見せた“チラ見せ証書”とはいったいなんだったのか?まだ弁護士の金庫に保存されているのか?など疑問は数多くある。告発もされているので今後は改めて“学歴詐称問題”を注視していく」
石田和外アナウンサー
「取材を続けてきた板垣さんから見て、田久保劇場とはなんだったのでしょうか。」
板垣亮記者
「幕引きを自分でできなかった これに尽きると思います。田久保さんは学歴詐称の問題に説明責任を果たさず、市政の混乱を招きました。一方で、市議選と市長選の投票率が向上したように市民の政治に対する関心が高まったことは良い面だと思っています。およそ7カ月にわたる田久保劇場はこれで終焉を迎えたとみられますが、田久保さんという選択をしたのも、田久保劇場の幕を開けたのも市民だということは紛れもない事実です。」

