価格転嫁の安定化や流出の持ち直しが要因か…日銀短観5期ぶりに「改善」　日本銀行静岡支店

　日銀静岡支店は県内企業の短期経済観測調査の結果を発表し、業況判断指数は５期ぶりの改善となりました。

　調査は１１月１１日から１２日にかけて行われ、静岡県内の２５２の企業から回答がありました。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数は全体で８でした。

　前回９月に行った調査と比べて３ポイントアップし、５期ぶりの改善となりました。製造業は４期ぶり、非製造業は２期連続での改善となりました。価格転嫁の安定化や流出の持ち直しなどが要因とみられます。