【リニア】静岡県とJRがヤード整備の協定締結へ 本体工事と切り離した準備工事として県は許可する見通し
リニア工事に関する南アルプスのヤード整備について、静岡県は協定を結ぶ手続きを進める方針を示しました。ヤードの整備は川勝前知事が一貫して認めてきませんした。
JR東海はリニア工事に必要な環境調査の拠点となるヤードの整備を巡り、協定の締結を県に求めてきました。
15日開かれた大井川利水関係協議会で、JR東海はヤード予定地に生息する希少植物を別の場所に移植する案を提示しました。
平木副知事はこの保全措置を適切と認め、関連する法令の許可の見通しが立てばヤード整備に関する協定を結ぶ考えを示しました。
●平木省副知事:
「年明けまでは十分かかるかなとは思いますが、そこまで時間をかけずに(JR東海に)対応してもらえるのでは」
川勝県政時代に、JR東海から本体工事に関係するヤード工事の許可を求められていましたが、川勝前知事は認めませんでした。
今回は本体工事と切り離した準備工事として、県は許可する見通しです。

