JR東海社長「住民に対し丁寧に説明する場を設けたい」 東京・品川区でリニア新幹線工事の影響により道路が隆起した問題
東京・品川区でリニア新幹線工事の影響により道路が隆起した問題で、JR東海社長は住民に対し「丁寧に説明する場を設けたい」と話しました。
●JR東海土木工事部 秋本直人担当部長:
「本事象は当社の工事の影響であるという風に考えております」
10月、東京・品川区にあるリニア新幹線の工事現場付近で、道路がおよそ10メートルにわたって最大13センチほど隆起しているのが確認されました。
JR東海は22日、トンネルの掘削機の中に溜まった空気が地上に漏れ出て、道路を押し上げたとみられると明らかにしました。
●JR東海 丹羽俊介社長:
「掘進を再開するにあたり、近隣にお住いの皆さまにまずは原因や対策等について丁寧に説明する場を設けていきたい」
丹羽俊介社長は会見で、「掘削機の空気を抜く頻度などを見直し、再開後も慎重に工事を進めたい」と話しました。
JR東海は2026年2月に住民説明会を開いたうえで、工事を再開する方針です。

