【速報】原子力規制委員会で「ねつ造にあたる」などの指摘相次ぐ 浜岡原発の再稼働に向けた審査過程の中部電力による不適切事案
浜岡原発の再稼働に向けた審査の過程で、中部電力による不適切な事案が明らかになったことについて、午前開かれた原子力規制委員会で、データの操作は「捏(ねつ)造にあたる」などとの指摘が相次ぎました。
浜岡原発3・4号機を巡っては、中部電力が5日、不適切なデータを用いて耐震設計の目安となる「基準地震動」を過小評価していた疑いがあると明らかにしました。
再稼働に向けた原子力規制委員会の審査会合で説明していた基準地震動の策定方法とは異なる方法で、意図的に都合の良いデータを選んでいた可能性があるということです。
7日午前、都内で開かれた原子力規制委員会では、原子力規制庁の担当者が、データ選定の方法について「行為によって地震動は過小評価になると考える」としたうえで、「意図的に選定・操作をしていたため不正行為だと認識している」と言及。
委員らからは、「恣意的に小さな波を選んだ。最もらしく見えるように(データを)操作したことは捏造にあたる」、「原子力規制庁でもこれまでも人的リソースを投入して浜岡原発の審査に当たったが、これに要した国費を無駄にするような行為」と厳しい指摘が相次ぎました。
山中伸介委員長は「捏造案件で不正行為だ」として、委員会としても審査を止めるということで異論はないとしました。
また、建屋や設備などの安全性を確認するプラント審査についても「容認できない」との声も上がりました。
委員会は14日にも開かれ、新規制基準適合性審査の対応方針や、浜岡原発のその他の申請案件の取り扱いについて議論する見通しです。
