40年以上経営トップ…退任する鈴木修会長「スズキの車を愛してくれた人に感謝」 浜松市

 自動車メーカー・スズキの株主総会が浜松市内で開かれ、総会後に会長職を退任する鈴木修会長は、周囲への感謝の言葉を口にしました。

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40年以上経営トップ…退任する鈴木修会長「スズキの車を愛してくれた人に感謝」 浜松市

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 25日午前に開かれたスズキの株主総会で、昨年度の売上高が3兆1782億円(前期マイナス3102億円)、経常利益は2483億円(前期プラス29億円)と減収増益となったことが報告されました。

 鈴木俊宏社長は、今後対処すべき課題としてCO2削減などカーボンニュートラル化の技術開発の積極的推進を挙げ、今まで以上に品質を重視していくと発表しました。

 出席した株主からは、世界的な半導体不足による業績ダウンを心配する声や主要市場であるインドでの電動化計画への質問が上がりました。

 一方、40年以上経営のトップとしてスズキをけん引し、総会後に会長職を退任・相談役となる鈴木修会長は最後に感謝の言葉を述べました。

鈴木修会長:「私がスズキに入り63年が経過しました。この間数多くの失敗をしたが、多くの事を学び成長することができた。スズキの車を愛してくれた人や販売店など感謝を述べたい」