聖火リレー静岡県最終日は伊豆半島をから富士山のふもとへ…コースには世界遺産「韮山反射炉」も
聖火リレーは25日、静岡県内最終日を迎えました。聖火はこの後、富士宮市の富士山本宮浅間大社に到着します。最後は掛川市出身のパラアスリート山本篤さん(39)が県内の聖火リレーを締めくくります。
「ただいまトーチに移された聖火が13名のランナーに引き継がれ、静岡県伊東市を明るく照らします」
57年ぶりに県内にやってきた聖火リレー。3日間の日程は25日が最終日です。聖火は伊東市をスタートし、下田市など伊豆半島を回っていきます。3つ目の自治体・伊豆の国市では世界遺産がリレーのコースに選ばれました。
伊地健治アナウンサー:「2015年に世界遺産に登録された韮山反射炉ですが、この場所からこの後、聖火リレーがはじまる。聖火リレーの先導者が集まって、芝生広場には多くの人が集まっている。韮山反射炉の迫力ある姿はシートで覆われています」
韮山反射炉は煙突部分の塗装が劣化したため、去年10月から改修工事が続いています。オリンピックの延期により、聖火リレーの期間中に
本来の姿を望むことはできなくなりました。
会場アナウンス
「皆様、声は出せませんが、大きな拍手でランナーを見送りましょう」
それでも沿道には多くの人が駆け付け、ランナーを後押しする様子も。
伊地アナ:「青い帽子をかぶった園児でしょうか、子どもたちが間隔をあけながら飛び跳ねている子もいます。一生に一度の大事な思い出になるのかもしれません」