衆院選公示 静岡1区は4人の争い…県都決戦は今回も野党乱立
県都・静岡市の葵区と駿河区を選挙区とする静岡1区。
立候補したのは届け出順に、国民民主党の元職・高橋美穂氏、維新の会の前職・青山雅幸氏、自民党の前職・上川陽子氏、立憲民主党の新人・遠藤行洋氏の4人です。
自民・前職 上川陽子氏(68):「私は法務大臣3回目という前政権の中で異例の抜擢をいただいた。大変難しい少年法改正の方向性を、私が大臣中のこの通常国会で本当にありがたく成立をする運びとなった。こんなに魅力のある静岡をいろんな制度、インフラを整えながら、世界で魅力ある市にしていこうではないか」
立憲・新人 遠藤行洋氏(59):「新型コロナとの戦いはまもなく2年になろうとしている。この先の未来がまったく見えない。多くの国民がそう感じた。政治は何のためにあるんでしょうか、誰のためにあるんでしょうか。未来は変えられます。そのためには皆さんの力が必要なんです」
維新・前職 青山雅幸氏(59)
「コロナ問題で専門家の言うことを鵜呑みにせず、客観的なデータや資料、そういったことに基づいて尾身会長や田村前厚労大臣と論戦を張ったのは、たぶん衆議院では私1人です。質疑でもって国のあり方を正していくという本来、野党の国会議員に求められるところ、残念ながら果たしている人間は極めて少ない。やはりどうしても、まだ続けなければいけない。それは私の責務だと思っています」
国民・元職 高橋美穂氏(56)
「私は今、危機に強い国をつくりたい、危機に強い社会をつくりたい。それが自民党に出来るのか、今の与党に出来るのかというと私はNOだと思っている。コロナなどによって疲弊したこの世の中を変えていくには、やはりガラリと変えていかなければいけないんじゃないか、私はそう思っている。国民民主党、賃金を上げていく政治を目指している。私は賃金だけではなく手取りが増える政治を目指している」