「決壊箇所だけでなく川全域を見て改良」静岡・磐田市の草地市長 決壊した敷地川の復旧工事について答弁

 静岡県磐田市で市議会の災害対策会議が開かれ、被害の状況や市の対応などが報告されました。

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「決壊箇所だけでなく川全域を見て改良」静岡・磐田市の草地市長 決壊した敷地川の復旧工事について答弁

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 磐田市議会の「災害等対策会議」は、災害の復旧を迅速を進めるため、被災状況について市と共有しようと開かれ、磐田市議25人らが出席しました。冒頭で草地博昭市長が、被害の概要や堤防が決壊した敷地川の様子や市の対応などについて議員に説明しました。出席した議員からは、敷地川の復旧工事について質問があり、草地市長は「決壊した箇所だけでなく、川の全域を見ながら、広い視野で改良することを県と話し合いたい」と答えました。

 磐田市では、2日の大雨でこれまでに床上浸水19棟、床下浸水28棟の被害があり、1人が死亡しました。

静岡・磐田市 草地博昭市長:「議員のみなさんからさまざまな心配事も含めて、まさに市民が今、不安に感じていることを質問いただいたと思っている。やはり、まだ市民のみなさんに
伝わり切れていないところがあることは十分認識しましたので、さらに安心感を高めるために情報発信に努めていきたい」

 また、総務省は大雨で多大な被害を受けたとして、磐田市に普通交付税の一部5億2400万円を繰り上げて交付することを決めました。