AI養殖の実習施設や企業が参加できるプレゼン会場設置…国の高校教育改革の拠点に選定された静岡県4校の事業構想明らかに

 全国で初めて国の高校教育改革の拠点に選ばれた静岡県内4つの高校の具体的な事業構想が明らかになりました。

静岡県 鈴木康友県知事:「選定された4校には、大学や産業界の協力を得て、高校改革のモデルとなるプログラムを実現し、他校にも波及していく役割を期待をしております」

 文部科学省から5月、改革先導拠点として選ばれたのは、浜松工業高校、焼津水産高校、静岡中央高校、沼津東高校の4校です。22日の知事会見では、焼津水産高校の事業構想が説明されました。魚をAIなどで養殖する実習施設を整備し、使った海水で野菜などを作る実習も想定しています。

 浜松工業高校では企業が参加可能なプレゼン会場を備えたコワーキングラボの新設、沼津東高校では電子顕微鏡など高度な機器を備えた実験室を設置、静岡中央高校では複数の授業などを同時に配信できる遠隔配信センターを設置したい考えです。

 4校合計で最大62億円が確保され、県は今年度中に実行計画を策定し、2028年度中に施設工事を終えたいとしています。

焼津水産高校の事業イメージ(県提供)
焼津水産高校の事業イメージ(県提供)