【試算】衆院「比例45減案」でどうなる 減少率は参政40%、国民29%、みらい27%、れいわは0に 与党議席占有率は76%→80%

 衆議院の議員定数削減をめぐり、自民党は11日、法律施行後1年以内に与野党協議会で結論が出ない場合、比例45減の「自動削減条項」を盛り込む骨子案を了承しました。この「自動削減条項」が発動された場合に議席配分はどのように変化するのか、静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか」が試算しました。

 各ブロックごとの定数は、最も減るのが定数28の近畿ブロックで7議席減。次いで、静岡県が含まれる東海ブロック(定数21)と南関東ブロック(定数23)が6議席減となります。

【試算】衆院「比例45減案」でどうなる 減少率は参政40%、国民29%、みらい27%、れいわは0に 与党議席占有率は76%→80%

 比例代表制の特性上、定数の削減によって生じるのは、少数政党の大幅な議席減少です。2月に行われた衆院選の結果をもとに試算すると、議席数が大きく減少するのは中道(11議席減)や自民(10議席減)です。一方、減少率で見た場合は、参政(40%減)、国民民主(29%減)、チームみらい(27%減)などが続き、比例で1議席のみ獲得したれいわは0議席となります。

 また、自民・維新の議席占有率で見た場合、76%から80%へ増加します。大政党と少数政党のバランスにも影響を及ぼしかねない議員定数削減。今後の議論にも注目です。

※試算方法について
2025年実施の国勢調査速報値をもとにアダムズ方式で試算。各政党の議席数は、各ブロックごとの減少数の試算をもとに、2026年2月実施の衆院選結果をあてはめて試算。

【試算】衆院「比例45減案」でどうなる 減少率は参政40%、国民29%、みらい27%、れいわは0に 与党議席占有率は76%→80%