鮮魚コーナーもある「ロビン・フッド」が静岡・沼津市にオープン ドンキを運営する会社の新スーパーは安さも魅力「スーパーみたいでスーパーじゃない」
ドン・キホーテを運営する会社が手掛ける新たなスーパー「ロビン・フッド」が静岡県に初出店。きょう沼津市にオープンしました。
● 先頭に並んでいた人 (沼津市民 20代男性)
「だいたい6時前ぐらいから(並んでいる)」
Q.きょうはサッカーの日本戦だが?
「きょうはそれよりもロビン・フッド」
● 沼津市民(40代女性):
「ドン・キホーテの食品も買うが、どういう商品が並ぶのか(気になっている)予算は1万円ぐらい」
開店を待ち望んでいた客が続々と店の中へ入っていきます。
一般的なスーパーと比較すると3倍以上もの広さを誇るロビンフッド。売り場のおよそ半分は、コスメや家電・衣料品などが占め、「スーパーみたいでスーパーじゃない」というコンセプトで客のニーズに応えます。ドン・キホーテさながらの“安さ”も魅力の一つです。
特ににぎわいを見せているのが総菜コーナー。おにぎりは最も安いもので、なんと1つ85円!アジフライなどの揚げ物は1つ130円!中でも人気なのが「うみゃ〜棒」。串に刺した肉巻きおにぎりで、1号店では1カ月に1万5000本売り上げた看板商品です。
●沼津市民:
「これが有名と聞いて家族分買っていこうかなと」
食品強化の戦略はこれだけではありません。袋ごとレンジで温めてそのまま食べられる皿いらずの温野菜など、単身世帯や共働きのファミリー層を意識したタイパ重視の商品も多く展開されています。
初日は100万円売る!
そして特に力を入れているのが「鮮魚コーナー」。全ての店舗のうち唯一、設けられました。その売り場の責任者を任されたのは、ひときわ威勢の良い掛け声を響かせていたパート4年目の髙嶋さんです。
オープン前のロビンフッドは別のスーパーとして営業していました。そんな中、始まったのが新しい鮮魚コーナーづくりです。改装期間は3週間。ロビンフッド仕様の売り場へ、着々と変える作業が進みます。
●鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「きれいにイメージ通りにはまれば良いが、はまらなかったら手を加えないといけない。できる!大丈夫!」
オープンに向けて行われた会議では、売り場ごとに目標を決めることに。高嶋さんが掲げたのは…
●鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「初日100万円売る」「いままでにない数字。変な汗をかいている。ただ、頑張りましょう! やります!」
鮮魚コーナーの通常の売り上げは1日20万円ほど。目標は、その5倍にのぼりますが、強気な姿勢の裏には、ある作戦が…
●鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「マグロの仕入れがあればなんとかいけるかなと思うので市場に向かいたい」
オープンを目前に控えたこの日。髙嶋さんは鮮魚コーナーに並べる魚を探すため、沼津魚市場を訪れていました。
魚だけでなく貝類も。20種類以上の商品を並べるべく、真剣な表情で品定めします。
● 鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「アブラボウズがあがっていれば面白い魚ではあるから良いかなと思う」
目を付けたのはアブラボウズ。脂の乗った白身魚で、スーパーではあまり見かけない深海魚です。
● 鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「子どもたち目線だとウツボとかちょっと気持ち悪い魚の方が喜ぶから」
一方、狙いのマグロは…
●鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「オープン的にはちょっと小さい」
実は、オープン初日を盛り上げるためにこっそり計画していた「マグロの解体ショー」。主役の妥協は一切しません。
●鮮魚コーナー担当 髙嶋佑菜さん:
「本命は本マグロなのできょうは買わない。ギリギリまで待って。本マグロだったら70〜80キロ」
「言っちゃっているから、100万の売り上げを作ると。もう売るしかない (オープンまでの残り)3日間でやり切るしかない」
売り場に関しては100点!
マグロの解体が始まりました。無事に仕入れることができたマグロ。狙い通りの80キロと、大人4人で運ぶのも一苦労です。
● 髙嶋佑菜さん:
「すごく良いマグロ!想像以上!」
普段なかなか見ることができないパフォーマンスに客は思わず釘付けに。高島さんもこの盛況ぶりに、満足げな表情を浮かべます。
解体ショーが終わっても鮮魚コーナーには沢山の人だかりが。髙嶋さんも接客に追われます。
● 髙嶋佑菜さん:
「売り場に関しては100点をあげても良い。本マグロやって良かった。この3日間で皆さんに楽しんでもらえれば。毎日新鮮な魚を入れてそこはちゃんとしっかりやっていきたい」