浜松市の新球場は照明設備なしで…? アカウミガメの生態への影響踏まえ県が提示 12月議会で新整備プラン
浜松市の沿岸部に建設を予定している野球場について、静岡県は県議会建設委員会で照明設備がないスタジアムの案を提示しました。
新野球場は浜松市西区の遠州灘海浜公園に建設が予定されていて、夜間照明がアカウミガメの生態に与える影響が懸念されています。1日の県議会建設委員会で県は、専門家の意見などを参考に県が行った調査を分析し直したところ、影響を与えることが判明したと結論付けました。
この結果を受け県は、これまでに示した6つの案にそれぞれ照明のない案を加えて提示。「自然環境に配慮する必要がある」との見解を示しました。
今後照明がある屋根のないタイプの案は検討から外れる見通しです。県は新たな整備プランを12月議会に提案する方針です。