GK権田「ベスト16の壁を越えるその先を…」 DF伊藤(浜松市出身)と静岡勢2人が森保ジャパン選出 県内各地から熱いエール
発表会見は午後2時から都内で行われ、森保一監督が日の丸を背負ってワールドカップを戦う26人を一人ひとり発表していきました。注目の県勢は…
森保一監督:「権田修一!」
「伊藤洋輝!」
清水エスパルスのゴールキーパー権田修一。ワールドカップは2014年以来2大会ぶり2回目の選出です。前回ブラジル大会は控えだったため、今回は日本の絶対的守護神として初めてワールドカップの舞台に立つことになりそうです。
権田修一選手:「僕らはベスト16の壁を越えるその先を(見たい)。まずはそのためには1個1個だが、そこを僕らはターゲットとしてやっていくので、僕はゴールキーパーなんで何としてでもゴールを守る姿をエスパルスでも代表でも続けてやっていきたいので見てほしい」
浜松市出身ドイツ シュツットガルト所属のディフェンダー伊藤洋輝。ジュビロ磐田の下部組織からトップチームに昇格し、ジュビロで主力として活躍しました。2021年ドイツに移籍し、6月に代表デビューを果たすと貴重な左利きのセンターバックとして存在感を示し、複数のポジションをこなせる能力を評価され大舞台の初切符を手にしました。
FIFAワールドカップ カタール大会は20日に開幕、日本の1次リーグは23日にドイツと、27日にコスタリカ、12月2日(日本時間)にスペインと対戦します。
県民が熱いエール
片山真人アナウンサー:「県内関係ではエスパルスの権田選手を含む2人が日本代表メンバーに選ばれました。静岡県民の受け止めは?」
高校生:「誰が選ばれたんですか」
片山アナ:「伊藤洋輝選手と権田選手」
高校生:「オー!エスパから一人出てるのはうれしい」
片山アナ:「権田選手、守護神として臨みますが、どんなところ期待しますか?」
高校生:「ビックセーブとチャンスにつながるパス、期待してます」
中学2年(静岡市):「権田選手には活躍してほしいですし、伊藤選手にもスタメンとか出て活躍してほしい」
静岡市民(60代):「非常にうれしい話ですけど、静岡はサッカーどころなんで期待もものすごく大きいし、ぜひドイツ、スペインを破る大きな力になっていただけるように、私は期待しているし静岡県民代表としてぜひエールを送りたいと思います。頑張ってください」
伊藤選手の恩師も期待を込めて…
一方、伊藤洋輝選手が通った磐田東高校では、1年生と2年生のときに担任をしていた山本幸司さん(46)がメンバー発表を見守りました。
森保一監督の声:「伊藤洋輝」
山本幸司さん:「はいった。よかったです。緊張しました。でもすごくうれしいです」
高校生のころから高い実力で注目されていた伊藤選手。サッカーも勉強もまじめに取り組む生徒だったといいます。
山本幸司さん:「とにかくサッカーを中心に考えていたので、サッカーをやる上で学校生活が足を引っ張らないように。勉強も一生懸命で提出物もきちっと出す生徒でした」
プロになってから学校を訪ねてくることもありました。
山本幸司さん:「『いきなりきょう学校行くよ』っていきなり学校に来てくれたりとか、『先生ヒマ?』っていってLINEが来て『夜ごはん行こう』とかいう感じで本当に。その日に突然連絡が来る感じです」
初のワールドカップの舞台、恩師も期待を込めます。
山本幸司さん:「楽しみが増えたので、ぜひ彼らしいプレーで頑張ってもらいたい」
Q:伊藤選手に何か伝えたいことは?
山本幸司さん:「偉そうなこと言えないので頑張ってくれとしか言えない。彼の一緒のクラスの子たちから連絡があれば、それを伝えてあげたい」