「開催地が地元の静岡だった事」 パラリンピック自転車競技杉浦佳子選手 最年長金メダリストとなった理由

東京パラリンピック自転車競技で、2つの金メダルを獲得した掛川市出身の杉浦佳子選手が、地元で報告会に参加しました。

画像: 「開催地が地元の静岡だった事」 パラリンピック自転車競技杉浦佳子選手 最年長金メダリストとなった理由

東京パラリンピック自転車競技代表 杉浦佳子選手:「本当に、このメダルをとれたのは、自分の力だけでは獲れなかったので、支援してくれた方、指導してくれた方、全員の想いだと感じています」

東京パラリンピックでは、自転車競技のトラックとロード合わせて4種目に出場し、ロードで史上最年長の金メダリストとなった杉浦選手。報告会では、地元の歓迎に喜びの表情を見せ、掛川の坂道などを自転車で漕いだ経験が生きたことや県内での開催が金メダル獲得につながったことなどを話しました。

Q、2つの金メダルを獲れた要因は
杉浦佳子選手:「それはもちろん(自転車競技の)開催地が静岡だった事ですね。(地元の静岡で)練習出来るという事が大きい。みなさんの応援の声に背中を押されまして、たぶんそれでタイム短縮出来ました」 

今回のパラリンピック出場で、パラスポーツ競技を多くの人に知ってもらうきっかけになったと話した杉浦選手。
この活躍に掛川市の久保田崇市長は、「杉浦さんの生きてきた波乱万丈の生きざまは、多くの市民の励みになる」と活躍を称えました。