【J2開幕】いわきFCvs藤枝MYFC 藤枝のJ2初戦は去年1度も勝てなかったいわき 地元ではサポーターが熱い応援
藤枝から遠く離れた福島県にエール
クラブ史上初めてとなるJ2の舞台とあって、地元、藤枝市の飲食店でもサポーターが気持ちを一つにしていました。遠く離れた福島県にエールを送ります。
サポーター小学6年生:「スタートが大事かなと思うので、最初は勝って最後まで勝ち続ける」
サポーター男性:「J2で戦う以上はJ1目指して頑張ってもらいたい Go to J1」
前半の主導権は藤枝
前半の主導権を握ったのは白のユニフォーム、藤枝。狭い範囲では4人が絡み、細かいパスをつないでフィニッシュ。エンターテインメントといわれる藤枝らしいサッカーを見せます。
すると35分。相手陣地深くでボールを持つと、早いクロスに反応したのは渡邉。体ごと飛び込む気迫のプレーでゴールをこじ開けます。
さらにその2分後、左サイドで魅せるパスから、エース横山が狙いすました右足。鮮やかなパスに、鋭い一撃でリードを広げます。
止まらない藤枝。前半終了間際にも再び渡邉が得点。いわきFCを圧倒して前半を折り返します。
サポーター
「まさか3点とると思わなかったので驚きです」
「後半もこの調子でガンガン点を取って、MYFCらしいサッカーをやってほしい」
後半はいわきペース
しかし、後半は一転いわきペースに。立ち上がり4分、早々に失点。さらに20分にも追加点を献上。この嫌なムードに奮起したのは、新加入のゴールキーパー、上田。あわやの場面で2つのビッグセーブ。
すると、サポーターが動きます。心を一つに「MYFCコール」です。この声が届いたのか、1対1のピンチも耐え抜きます。
そして試合終了。
【結果】いわき 2-3 藤枝
サポーター
「勝ったことで勢いに乗って、下剋上をおこして藤枝の名を全国にとどろかせてほしい」
「よかった、本当によかった」
「最高です」
藤枝MYFC 須藤大輔監督:「後半は受けに立った場面もあったけど、強い相手に対して、我々のサッカーができて、勝つことができて、まずはホッとしている。いい雰囲気でエンターテイメントサッカーを、ホームのサポーターに見せたいと思う」