常葉大菊川10年ぶり5度目のセンバツ出場決める「チームとしてもっとレベルアップできるように」
センバツ出場校発表の日。
常葉大菊川の選手たちは午後2時半過ぎ、屋内練習場に集合。
午後3時半の発表の瞬間はここで待つことになりました。
そして発表の時。
今年から出場校の発表はインターネットでライブ配信することになり、これまでの各学校への電話連絡は無くなりました。
「1校目は東邦高校」
「2校目は常葉大菊川高校」
「3校目は大垣日大高校」
その瞬間 監督室では・・・。
10年ぶり5度目のセンバツ出場を決めた常葉大菊川は去年秋の東海大会準優勝。
加藤学園との県勢対決となった準決勝では5番佐藤の先制ホームランで主導権を握ると1年生サウスポーの久保が加藤学園に3塁を踏ませず完封。
投打に安定感のある戦いを見せていました。
校長先生選手に出場報告 「おめでとうございます」
平出奏翔キャプテン:
「センバツにむけて、チームとしてもっとレベルアップできるようやっていきます。菊川らしい、元気のある野球を全国の舞台で精一杯やりたい」
常葉大菊川に敗れた加藤学園は
一方その東海大会で菊川に敗れベスト4の加藤学園は・・・・。
補欠校に選出されました。
太田侑希主将:
「春にセンバツにいけなくてこの悔しい気持ちを夏に全面にぶつけていきたい」
加藤学園 米山 学監督:
「残念な結果だと本人たち思っていると思いますけど、前を向いてやっていこうと話をしました」
16年ぶりの頂点を見据えて
チームを率いる石岡諒哉監督は常葉大菊川のOBで、2007年にキャッチャーとしてセンバツ優勝を経験しています。
石岡諒哉監督:
「選んでいただいてほっとした気持ちが大きいです。守備もそうですけれど、全ての面においてレベルアップして挑まないと、簡単には勝てないと思うので、しっかり準備していきたい」
鈴木叶選手:
「素直に嬉しいです。いまのままでは甲子園に行って勝てる力なはいと思うので、全国で通用する頭と力と技術をつけていきたい」
10年ぶりのセンバツ切符を掴んだ常葉大菊川の選手たち。
16年ぶりの頂点を見据えながらこれから本格的に春への準備を進めます。
選抜大会は3月10日に組み合わせ抽選会。
18日に開幕します。