清水エスパルス、粘ってドロー アイスタJ1リーグ400戦目を勝利で飾れず…平岡監督「選手はもっともっとできる」
<明治安田生命J1:清水エスパルス1-1湘南ベルマーレ>◇第30節◇29日◇アイスタ
清水エスパルスは湘南ベルマーレと引き分け、アイスタでのJ1リーグ戦400試合目を勝利で飾れなかった。ただ、ホームで3戦連続負けなしとなった。
16位を争う戦いで、前半は五分五分の攻防が続いた。後半は清水がボールを保持する時間が長くなったが、湘南に流れが行き始めた同14分、左CKから失点。直後から再び清水が攻勢に転じて、同19分、左サイドから中央にドリブルで持ち込んだMFヘナトが、ペナルティーエリア右サイドのスペースにパスを繰り出した。これに反応したDFエウシーニョがダイレクトで中央へ折り返し、FWカルリーニョスがシュート。ボールは相手選手に当たって軌道が変わり、ゴール左サイドに吸い込まれた。
その後も清水は、勝ち点3を目指して攻め続けた。カウンターを受けてピンチの場面もあったが、最後まで相手ゴールへと向かった。今季2度目の連勝はならずも、平岡監督の体制になってからは、初のドローで3勝1分け1敗。チーム状態は上向きで、残り4試合で1つでも上の順位を目指す。
清水FWカルリーニョス 1点を失っていたので、得点を狙っていました。負けなくて、勝ち点1でも良かったと思います。残り4試合、できるだけ勝ち点を取りたいです。
清水・平岡宏章監督 前半、思い通りのサッカーができませんでしたが、粘り強く戦って追いつきました。選手はよくやってくれました。ただ、このエスパルスのエンブレムを付けているのですから、もっともっとやれるはずです。残り試合は、サポーターの皆さん、応援してくださる皆さんを笑顔にできるように戦っていきたいです。